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第1分科会 1/28()15:00~

歴史・文化から新たな観光創造へ ~温故創新~

500名

1571年(元亀2年)、ポルトガル船の来航が長崎の“まち“ の始まりであり、「出島」は218年間にわたって我が国唯一の海外に開かれた窓口としての役割を果たしました。そして、幕末の長崎には、全国各地から多くの若者が遊学するなど“人・モノ・情報”が交流する拠点でした。
現在の長崎市では、西九州新幹線、MICE施設、スタジアムシティなどが開業するなど、100年に一度とも評される まちづくりが進み、新たな賑わいが創出されており、これからの長崎においては、過去と現在が融合するまちづくりが重要視されています。
分科会においては、長崎やテーマパークでの取り組みなどを事例として、歴史・文化を活用した観光まちづくりについて考えます。

イメージ:歴史・文化から新たな観光創造へ ~温故創新~
イメージ:歴史・文化から新たな観光創造へ ~温故創新~
ファシリテーター

丁野 朗ちょうの あきら

日本観光振興協会総合研究所顧問/文化庁日本遺産審査・評価委員/元東洋大学大学院国際観光学部 客員教授

環境政策のシンクタンクを経て、1989年(財)余暇開発センター移籍。「ハッピーマンデー制度」や産業観光などの地域活性化事業に携わる。2008年(公社)日本観光振興協会常務理事総合研究所長を経て、2020年より同協会顧問。観光庁、経済産業省、スポーツ庁、文化庁(日本遺産・文化観光)などの関係省庁委員や呉市(顧問)、横須賀市、小田原市、舞鶴市、益田市、越谷市など各地のアドバイザーを務める。日本商工会議所観光専門委員会学識委員、全国産業観光推進協議会副会長なども務める。

イメージ:丁野 朗
パネリスト

赤瀬 浩あかせ ひろし

活水女子大学 教授

崎県公立学校教員、長崎市長崎学研究所長を経て現職。専門は長崎学、長崎の風俗・歴史・文化などを所民の視点から研究。主な著書(単著)は、『鎖国下の長崎と町人』(2000年/長崎新聞社)、『株式会社長崎出島』(2005年/講談社メチエ)、『弥太郎の長崎日記』(2010年/長崎文献社)、『長崎偉人伝 河津祐邦』(2017年/長崎文献社)、『長崎丸山遊廓 江戸時代のワンダーランド』(2021年/講談社現代新書)。テレビ、ラジオ、新聞で長崎の歴史解説、ドラマなどの歴史考証のほか、長崎の伝統行事「長崎精霊流し」「長崎くんち」の解説者も務める。

イメージ:赤瀬 浩

高浜 寛たかはま かん

漫画家

漫画家。代表作に幕末〜明治の長崎を舞台に描いた三部作『蝶のみちゆき』『ニュクスの角灯』『扇島歳時記』がある。『ニュクスの角灯』で「第24回手塚治虫文化賞 マンガ大賞」「第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞」「第79回西日本文化賞 社会文化部門奨励賞」受賞。海外とりわけ欧州での評価も極めて高く、著作の多くが各国語に翻訳されている他、アングレームやルッカなど各国の国際漫画祭へも多数招待されている。現在、天草四郎の埋蔵金をめぐる歴史ロマン『獅子と牡丹』をトーチwebで連載中。

イメージ:高浜 寛

坂口 克彦さかぐち かつひこ

長崎県公立大学法人 理事長

新潟大学工学部を卒業後、ユニ・チャーム㈱に入社し、取締役常務執行役員などを経て、2014年当時、ハウステンボス㈱の親会社だった旅行会社の㈱エイチ・アイ・エスに移る。2019年にはハウステンボスの代表取締役に就任し、コロナ禍において大きな影響を受ける中、施設の経営安定に尽力した。その後、2023年に同社会長執行役員に就任し、翌2024年には、大手企業の要職を歴任した手腕と、本県の地域振興や観光振興にも貢献した実績が評価され、長崎県からの要請で、長崎県公立大学法人理事長を兼任することとなった。

イメージ:坂口 克彦